大学時代からの友人でパーカショニスト・則包桜から昨年依頼をもらい、彼女がリーダーを務めるバンド<musica magic!!>のCDに歌で参加しました。そのリリース記念ライブがあります。あさってです。
・・・どうしてこういつもぎりぎりか。私は。
桜は、<Psalm>がまだ「歌を専門にしない人の集まったアカペラ合唱団」だった頃、ふらっと繋がった仲間の一人で、映画『もんしぇん』のサントラでも、その舞台となった天草・御所浦の閉町記念式典の演奏でも参加してもらいました。ここぞという時にお互い声を掛け合う、大切な友人です。
天草に住んでいた時も、下宿先に引きこもっていた私の手を引いて街に引っ張り込んでくれたのは、友人の「のっこ」と、島の子どもたちでした。いつも友人達に助けられながら、私はこの世に戻ってくるように思います。
Psalmを休止してからは基本的に一人で音楽と向き合ってきたので、こうしてたまに大勢の楽器奏者の方々と出会い共に音を奏でていると、空間に生まれたたくさんの波動が押し寄せてくるので、幸福でぼんやりします。昨日は二度目のリハーサルだったのですが、さらに増えた仲間達の中で歌いながら、思い出したゲームがひとつありました。
「ジュトンブ」(←きっとフランス語)というそのゲームは、舞台の真ん中に描かれた円の中をみんなが勝手気ままに歩いて、唐突に誰かが(もちろん自分でもよい)直立不動になり、
「ジュトーンブ!」
と叫んだまま後ろに倒れるのを、気付いた他の人たちが慌てて駆け寄ってきて支えて、地面にそっと寝かせる、という遊びなのですが、まっすぐになって倒れるというのはなかなか恐ろしくてすぐには出来ません。でも、案外誰もいないような円の隅っこで倒れても、「ジュトーンブ!」という声を聞くと、みんな全速力で走ってきてくれるし、もちろん自分もすごい勢いで走って助けにいくので、だんだんとそれぞれが調子に乗って、「ジュトーンブ!」と叫んでは倒れて助けてもらいながら、愛を確認して喜ぶ。すると、最初は緊迫していた空気が緩やかになってきて、あっちでも「ジュトーンブ!」こっちでも「ジュトーンブ!」と、ばたばた人が倒れて、最後には手が足りなくなって、誰かが頭を打つ。という事態になっていくのですが
何故かそれを思い出させてくれたリハーサルでした。
yoomi
musica magic!! vol.2
~「Water」リリース記念ライヴ~
2012年5月24日 (木) 18:30 open 19:30 start
Adv. 3,500円(1drink付) Door. 4,000円(1drink付)
@サラヴァ東京
出演:
musica magic
則包桜(Vib.&Per.)
山田智之(Per.)
目木とーる(Gt.)
guest: Luz fonte(Vo.&Piano)
玉井夕海(Vo.)
長谷川久美子(Vo.&Piano)
高山奈帆子(Vo.)
TATOO(Piano)
上地さくら(Cello)
※下記の通りご予約特別料金があります。
下記予約フォームでお申し込みの際に、コメント欄にご記入ください。
大学生の場合は学生証をご提示いただく場合がございます。
ご予約いただいた方のみの適用となります。
中高大学生:1,000円(1D付き)
小学生以下:500円(1D付き)
乳幼児:FREE(D無し)