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Psalm of The Sea

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カテゴリ:ご紹介( 11 )

映画『100,000年後の安全』

映画『100,000年後の安全』
http://www.uplink.co.jp/100000/

先日、東京・渋谷にあるUPLINKに出掛けていって朝、観ました。立ち直るのに時間がかかりますが、ぜひ観てください。そして話をしたい。

まだ公開されていない地方でも、今夜だけインターネットでご覧頂くことが出来るそうです。有料。もうすぐ開場です。取り急ぎ。以下。


【ニコ生配信】映画『100,000年の安全』本編が一日限りのニコ生配信決定!5/13(金)20:30開場



映画『100,000年後の安全』
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by Yoomi_Tamai | 2011-05-14 19:39 | ご紹介

ふふふの日

少し落ち着いてきたので、ちょっとだけ近況報告。
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http://ticket-news.pia.jp/pia/news.do?newsCd=201102100004より。

”ぴあ”記事から拝借。NODAMAP作品『南へ』の一場面。
左から、野口卓磨君、太田緑ロランスちゃん、高田聖子さん、玉井、野田秀樹氏。

私は隠れキャラとして登場。
みなさん凄い方々ばかりで、右往左往しながらコメディエンヌ修行中。
今日も晩には公演です。

そして、妻夫木君!
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http://career.oricon.co.jp/news/84964/

「今日はかつらの時間を変更でお願いします」
と、ヘアメイクさんから通達があって
いつもは私よりもっと後のはずの妻夫木君が、早々に隣で衣装とかつらの準備中だったり
テレビの中継車が劇場付近に待機していたりと物々しかったので
一体今日はなんだろう。

と思ったら、日本アカデミー賞授賞式だったこの日。
公演開幕前に、アカデミー会場と中継で結ばれての受賞発表だったとのこと。

本番直前でばたばたする楽屋裏では、取ったのか、取ってないのか、と気にしながらも
とにかく二時間、スタッフキャスト一同爆走して
(優ちゃんは知っていたのかもしれません。いつにも増してパワーが炸裂していた気がする)
幕が下りてからの発表となりました。

上演後、みんなの拍手に見送られ
はにかみながらトロフィー片手に楽屋に戻っていった妻夫木君。

なんだか私達までみんなとてもうれしくて、誇らしくて
あたたかい晩になりました。


同時に、個人的には
ひかりちゃんが最優秀助演女優賞の受賞を逃してしまったので残念だったのですが
公演から帰って慌ててテレビを付けたら、『悪人』チームのテーブルが映り
李監督や樹木希林さんと丸テーブルに同席しているひかりちゃんがいて
これまたとてもうれしかった。ほとんど親族の気分です。


私自身は細々と、マイペースに物を作っているので
こういった場面とはあまり縁がなく、
方々の応援団の皆さんには大変申し訳ない気持ちですが
私が出逢った人々や風景をこうして熱を持ってお伝え出来ることは
私の持って生まれた使命であり幸福です。

様々な人や場所の転機に立ち会い、喜びやいろいろを少しずつ共に味わいながら
私は私の残すことの出来るささやかな歌と物語について
想いを巡らせています。


そう言えば今日、久しぶりにいしまるあきこさんのtwitterを覗いたら
オラショについてのリンクがありました。

私の父方の祖母は長崎県田平という土地の生まれだったのですが
生月島に行く際には知らずにいつもそこを通って行きました。

ひいひいおばあちゃんは、籠手田という家から祖母の実家に嫁に来た人だと
後に田平の親戚に聞きましたが、
「籠手田」は生月を統治していたキリシタン大名だった
という話を、生月の郷土資料館で読んでいたので、へええ。こりゃ血の記憶だな。

と、何の脈絡もなく南へ惹かれて物語を作り始めたある日、思ったことを
さっき思い出しました。

生月のみなさん、天草のみなさん、お元気ですか。
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by Yoomi_Tamai | 2011-02-22 13:46 | ご紹介

大切な本が、一冊あればいい。

見に行って来ました。

これは、宮崎さんから子どもたちへの手紙だと思います。
どうか届きますように。

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宮﨑駿が選んだ50冊の直筆推薦文展
岩波少年文庫創刊60周年
「借りぐらしのアリエッティ」公開記念


■会期:8月4日(水)~8日(日)
■会場:7階(南)=催事場
■開催時間:午前10時~午後9時
■入場料:無料
※最終日8月8日(日)は当会場のみ午後6時にて
閉場いたします。

■主催:「借りぐらしのアリエッティ」製作委員会 特別協力:岩波書店
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by Yoomi_Tamai | 2010-08-04 20:00 | ご紹介

米寿のBABAの花しごと

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東中野に在る、小さな雑貨店
間kosumiにて
母方の祖母の小さな個展が催されることになりました。

米寿のBABAの花しごと
2010年6月19日(土)~27日(日) 


BABA というのは、祖母の呼び名です。
私が生まれた時、父方の祖父母、母方の祖父母、両方に
「どのように呼ばれたいですか?」とアンケートを取って、それぞれに

グランパー、おばあちゃま、ジジ、ババ、

が いい。
という返事があって、そうなりました。
ただ「ババ」というのは、関西弁でうんちのことだよ。とある人に言われ
以来、BABAというのが彼女の表記になりました。

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案内状の写真にもなっている上の絵は、
私と妹がまだ幼かった頃の、我々親子四人を彼女が描いてくれたものです。

私はとっくに大人になり
妹もすっかり大人になり

BABAはもう、ずっと前からおばあちゃんだったけれども
もっとおばあちゃんになりました。

写真を見れば、小さな私の隣に立っている彼女はおばあちゃんではなく
美しい貴婦人のような人だったことに気付いたのは
実は、ついこの間のことですが

「BABAはもう歳だから。これが最後」
といつも何をやるときも脅されて、私は悲しくなって泣いていました。
もう何度も騙されたので、きっとまだしばらくは

どうなんだろう。

少なくとも、今はとても元気です。

会期中はkosumiにBABAが顔を出す時もあると思いますので
ぜひ、よかったら遊びにいらしてください。
魔女みたいな小さなお婆ちゃんです。


私のささやかな唄と物語の大きな要素の一つは
ここにあると言えます。
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by Yoomi_Tamai | 2010-06-19 02:15 | ご紹介

Vashti Bunyan

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<Just Another Diamond Day >

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<Lookaftering >

『もんしぇん』で一緒に音楽を作ったミュージシャン・山本抗くんに教えてもらってから
ずっと、大切に聞いている二枚。


静かな夜に。
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by Yoomi_Tamai | 2010-01-03 02:02 | ご紹介

7/22(水)『亡念のザムド』DVD&Blu-Lay発売。と・・・

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久しぶりに声優として出演させていただきました『亡念のザムド』が、
DVDとBlu-rayになって発売になります。


プレステーション3と一部のテレビ放送では既に公開となっていたのですが、
どちらとも縁のなかった皆さんは
どうぞDVDもしくはBlu-rayでご覧になってください。

演出は、東小金井村塾時代の同級生・宮地昌幸氏。
アニメーションディレクターは、同じく村塾時代の同級生・奥村正志氏。
今回は『千と千尋の神隠し』の際に、宮地君が助監督として、奥村君がアニメーターとして、私が声優として参加して以来の共同作業です。

(Blu-rayには特典として、宮地監督の絵コンテも入っていて、私は個人的にとても感慨深かったです。当たり前だけれど、ああそうか、あれもこれも、彼が思い描いて作り出したものだったんだな、と思いました。絵も十二年前とは比べ物にならないくらい上達していて、ああ、この人はとてつもなく頑張ってきたのだなあ・・・私はちゃんと自分の場所でやってきたんだろうか・・・、と、いろいろ考えながら読んでいるところです)


二人を初めとする有志の想いから実現に至ったという、この巨大なプロジェクト。

「伊舟は、夕海さんに宛書きをしたんですよ」と一昨年、新潟の海で海水浴中に突然の電話依頼を受け、ええっ、嬉しいけれども、大丈夫かなあ・・・と、おろおろ参加を決めました。

それぞれに異なる道を歩み、それぞれの時を重ねていっぱしの大人になりましたが
私は、ひょろひょろなので
こんな素人みたいなやつ使ってくれて、もしへまをしたら二人に迷惑をかけてしまう、と
必死に頑張った作品でしたが、結果的には予想以上の表現に到達した場面も生まれ
ああ・・・よかった・・・と、胸を撫で下ろしています。

アニメーションに声を当てる仕事は
舞台や映画のお芝居とは違い、絵が呼吸をしているので
それをしっかり読んでこちらの呼吸を合わせることが必要です。
演出家の心や、アニメーターの心や、そこから生み出された画面とキャラクターの心や
そういうものを読んで体を通すので
私の意図とは全く無関係に、とんでもない声が出て来ることがありました。
アニメーションの一つのキャラクターに命が吹き込まれる瞬間というのは、大きな連鎖があってこそのものであることを、体験したように思います。


我が家にはプレステもなく、衛星放送やCATVもなく、携帯電話のテレビもなく
きちんと放送用に出来上がったザムドを見ることが出来ないうちに、実は機会があって
つい先日も宮地監督と再会をしたのですが
「なんで!?なんで観てないの!!?信じられない!!!」と、案の定、とてもがっかりされ・・・観てから会いたかったのに。と、私は私でしょんぼりしていました。
だってこんなに早く再会すると思わなかったんだもの・・・ごめんなさい。

そんな私が言うのはまったく説得力がありませんが
どうか連続して最終話までご覧ください。
その時に浮かび上がる感覚こそが、彼らの一番描きたかった気運ではなかったかと
思うからです。

私は収録の度、渡される断片を読みながら、その全体を一生懸命想像して声を探しました。
私の声が振り切れたのは、その世界に満ちた哀しみを感じたからですし
それを感知した証として、その声に到達することは必須でした。


と、それはザムドについて。

・・・それから。

また詳しくは告知いたしますが、こんな公演に出演する
「かも」しれません。
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歌えるかもしれないし、歌わないかもしれないし
TAPだけかもしれないし、踊らせてもらえないかもしれないし
何もかも未定且つ可能性は薄いですが、とりあえず稽古に参加します。
出る出ないは、当日まで分かりません。

「え!まだなんか始めるの!」と、みんな思うに違いないと思ったので
時が来るまでナイショで稽古してきました。
とはいえ、まだまだ楽器として舞台に上げられるまでには何年もかかります。
おばあちゃんまでにそうなったらいいな、と思って始めたので、気長にやっていくつもりです。

今後の私がどういう形を成していくのか、どこへ向かっていくのか
もしこの公演に何らかの形で出演出来たとしたら、
それは一瞬かもしれないけれど
第3期?玉井夕海の始まりと思って下さい。

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by Yoomi_Tamai | 2009-07-20 18:49 | ご紹介

「池田学」と「満島ひかり」と「北井あけみ」

今日が最終日の一人の友人の展示のことと、
今日から始まる二人の友人の映画と人形劇についてのお知らせです。
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↑「再生」2001年 162cm×162cm(今回の展示品ではありません)

池田学展 2009年1月17日(土)
ミヅマアートギャラリー


今日までです!
いつもどうしてこう、ぎりぎりなんだろう・・・
早く見に行って人に伝えるべきだといつも反省するのに・・・
あああ。
でも今日一日はまだやっています。
学君とは、大学時代に私がある自主制作映画に出演したのがきっかけで
出会いました。
今回の展示期間は11月からで、まだまだやってるやと思っていたら
終了日前日で、昨日慌てて行ってきましたら
取材があったらしく、たまたま会場に来ていた本人とばったり再会をし
しかももう一人の友人で、学くんの奥さんのあいちゃんとも会うことが出来
長年の音信不通をたくさん謝ったり、喜んだり、していました。
お互いの身に起きた出来事の報告をし合いながら
そのあっというまに過ぎた時間の物理量をまざまざと感じ、ひゃあ!
と 夜空に叫んでしまいました。

なんとか時間を作る事の出来るという方は、是非足をお運び下さい。
たくさんのメディアにも登場した(する)ようですが、これは現物を前に
今という時代の今という時の中で
自分の頭と心を動かしながら見ないと全貌の見えない作品です。
絵を観ることには慣れ不慣れが少なからず影響する と
感じている方は多いと思いますが
まったく絵なんか日常に興味がない、という方でさえ
自分に起きた様々な事を思い出しながら体が膨らんでゆくことでしょう。

ぜひ行ってください。
こんなにぎりぎりで本当にすみません。

そしてもうひとつ。満島ひかり について。
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↑このバナーはしょぼいので、携帯電話でホームページの画面を撮影してみました。
でも色合いがあんまり鮮やかじゃない・・・。
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この映画はまだ観ていないので感想は書けませんが
今日が初日です。
ひかりちゃんとは去年の夏、『ルドンの黙示』というお芝居で共演して
それがご縁で、同じ事務所に所属することになりました。
今は私の妹が彼女のマネージャーです。
初めて会った時、なんだか血を感じた女の子ですが、
こうなってくると半分親戚のような気分です。

わたしはあまり芸能界のことには詳しくないので、その頃彼女のことも何も知らず、
でもきっと来年か再来年にはこの人はこの人が思うより
ずっと大きな場所で光を浴びることになるだろうと思って伝えたら
「あたしもそう思います」と言われて、二人で笑ってしまいました。
2009年の年末、ヴォーグの「今年の女」とかになるんじゃないかなあ。
書く文章もおもしろいのです。問題発言が多くて。わはは。
本人と話しているとさらに問題発言ばかりで、笑うしかない。

今月もう一本、園子音監督作品『愛のむきだし』という映画も公開されます。
こちらも主演。四時間の大作。
試写会を見せてもらいました。
四時間なんてお尻痛いなとぶつぶつ言いながら
でもひかりちゃんが出るしと思って行きましたが

画面に彼女が現れた瞬間、会場の呼吸が止まったのが分かりました。

私には苦手な映画でしたが
これも、今年方々から必ず評価が出て来る作品だと思います。
強烈なパワーは圧巻です。若者達がすごい。それを猛獣使いのように
園監督が追い立てているのがおもしろい。駆け抜けていくでしょう。


もう一つは、マーヤさん と日頃呼んでいるお姉さん、北井あけみさんと
そのお師匠・黒谷都さんのコラボレーション
新作人形劇です。これも今日から。

一日限定15人しか観ることの出来ない、貴重な公演です。
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モアレ
http://web.mac.com/kugutsume/site/labo_publish.html


マーヤさんとは、海津研ちゃんに連れられてずっと前
出掛けていった川内倫子さんの写真展で、マーヤさんの作った人形の写真を見て
以来のファンで、後に出会い、
『もんしぇん』でも、その前の作品でも、共同製作をしました。

一緒に太極拳に通ったり、お茶をしたり
でも二人とも脱落してなかなか行けなかったり
しょっちゅう会うわけではありませんが、とても大事な人です。


私なんかが宣伝しなくても大丈夫だよ、と わかってはいるものの
三人とも自信を持って推薦したい逸材なので
慌ただしくも 書きました。

毎日ちょっとづつ書けばいいんだよー
まだまだいろいろありますが、ほんとうにもう出掛けなくてはならないので
今日はここまで。

それから、もう来週になりますが
わたしの方は小さく一つライブをやります。
これが終わったら、少なくとも半年は人前に出ないつもりです。
缶詰創作改変期間に入ります。
良かったら聞きにきてください。
今回は珍しく、「愛がテーマ」の選曲でやりますよ。
yoomi

2009年1月23日
柏studio WUU『10th Anniversary for Next Decade』

玉井夕海(Vo,Pf)弾き語り
花れん(Vo)meets 鬼武みゆき(Pf) グレッグ・リー(B)

Open 18:30 Start 19:30  予約\2500 当日\3000
柏 studio WUU TEL: 04-7164-9651 MAIL: studio@wuu.co.jp
〒277-0005 柏市柏1-5-20 プールドゥビル5F

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by Yoomi_Tamai | 2009-01-17 11:28 | ご紹介

佐藤真レトロスペクティブ、ぜひ観に行ってください。

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↑映画『OUT OF PLASE』より

特集上映 佐藤真監督回顧
Retrospective Sato Makoto


もっと早くにお知らせしようと思っていたのに
ごめんなさい。
今からでもまだ観ることの出来る名作がたくさんあります。
ぜひ足をお運び下さい。
私はこの機会に『花子』と『阿賀に生きる』を見て来ました。
冒頭の写真、『OUT OF PLASE』も必見です。

しかし今日は
9月27日(土)に上映される『我が家の出産日記』のことを
ご紹介したいと思います。


これは以前、佐藤さんが文化庁の派遣でロンドンに行かれた時
留守宅を預かった佐藤さんの弟子・山本草介が佐藤家のビデオ棚で発見し、
「すごいものを見つけた」とこっそり見せてもらった記憶があります。
(確かこれだったと思うのですが。あんまりすごい映像だったので、見たのがばれたら奥さんに怒られると思ってナイショにしていました。)

佐藤さんの奥様が、二人目の赤ちゃんを出産されるまでの産みの苦しみと
その傍らで長女と共に父親である佐藤さんが過ごしていく時間を

ある時は、運転中の車のフロントガラスの前に
ある時は、自分が参加している会議の部屋の片隅に
カメラを据えて
ユーモラスに掴まえていくのです。

苦しい瞬間のはずなのに(それも現実に起きているのに)
見ているこちらは遠慮なく大笑いしてしまう。
でも笑ってそのまま流れていってしまうのでなくて、
少し後で、自分の中に焼き付いた映像をもう一度一人で再上映しながら背筋が伸びていくという
・・・それは佐藤さんの映画全てに貫かれた性質ですが

『もんしぇん』を作っていた時期に見たということもあり、又
自分自身が家族についてよく考える人間なので
この、あるお父さんとお母さんと娘達の物語は
最も私に深く刻まれている、佐藤作品になりました。

今もよく思い出すシーンが二つあるのですが
あんまりおもしろいので書くのはやめます。
ぜひ、今回は無理でもいつかご覧下さい。
(ちなみに一つは、長女が佐藤さんの頭によじ上るところです)

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↑映画『阿賀の記憶』より



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佐藤さんとの出会いは、この双子の写真で知られる映画『SELF AND OTHERS』でした。

当時既に、天草で映画を作りたいと願い、構想を練っていた私、山本草介、海津研は
さてではどのようにしたら映画というものは生まれうるのだろう・・・と
それぞれの頭で必死に考えておりました。

映画を作る と一口に言っても
実際のところはどこからどう手を付けたら実現するのかなど
検討も付かなかったのですが
(自主制作で作る気は、最初からありませんでした。)

とはいえ動かなければ何も始まらないので
とにかく、物語に繋がっていきそうなものや人や場所にはどんどん出会いに行こう
ということで、以前『阿賀に生きる』という映画を作った
佐藤真 という映画作家の ちょうど上映されるという新作・・・
それが『SELF AND OTHERS』だったのですが

を、三人は観に行くことにしたのです。

続く。
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by Yoomi_Tamai | 2008-09-26 11:07 | ご紹介

ミリキタニの猫

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『ミリキタニの猫』

昨日、飯田橋ギンレイホールの最終回でようやく観ました。
びっくりしました。
これは根性と奇跡の映画です。

今後の上映予定はないようですが、今年7月4日発売で
DVDが解説書籍付きで出たようです。

人間が本気で生き抜いて
それに呼応した別の本気の人間が真っ向からぶつかっていくと
とんでもないものに引き寄せられていったり
引き寄せてしまうものなのだなと思いました。

ぜひお薦めします。

DVD買ってでも観ていただきたい作品です。

・・・・・Psalm Live 情報・・・・・

2008年7月29日(火)南青山・月見ル君想フ
あや/Psalm/ぺろりんちょ/PYON
■open/18:30 start/19:00 ■前売 \2,000 当日¥2,500(+1D)
■店頭発売日
6月29日16:00~7月28日22:00迄
■インターネット予約
7月2日0:00~7月24日24:00迄→ご予約はこちら

2008年8月20日(水)〜24日(日) 新国立劇場・小劇場にて
劇団アロッタファジャイナ『ルドンの黙示』
Psalm、音楽隊及びキャストとして出演します。



・・・玉井夕海こじん・・・

アコーディオン弾き・岩城里江子さんのお誘いで

2008 年8月30日、柏のスタジオwooで
対バンに出演することになりました。
なんとソロで。がーん・・・がんばろう。

今回は、共演者として
映画『もんしぇん』の音楽監修・編曲を手掛けてくださいました、
音楽家・中原逹彦さんのピアノを御招きしての演奏です。

『もんしぇん』ソングや、新しいものも入れて
45分くらいの出演になります。
詳しくはまた掲載します。

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by Yoomi_Tamai | 2008-07-12 12:35 | ご紹介

第三回『難民映画祭』というのがやってます。

27日の金曜日まで。明日までです。
http://www.refugeefilm.org/

日仏学院でライブをやった時に、

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この写真の印刷されたチラシがあちこちに貼ってあって
「これは私のとても好きな色とモノで出来ている写真だ」
と、うれしくなって
ぜひ観たいと思っていたらちょうど、音楽祭の次の日になんと同じく日仏学院内で上映と宣伝されていたので行きましたら
それは、UNHCR という機関が主催している『難民映画祭』という催しの一環で
日仏学院の他にもドイツ文化センターや、セルバンテス文化センターなど
東京五カ所での同時上映を行なっているということを知り
別日にも時間を見つけて、幾つか観て来ました。
(こういう時、大都市という場所はやはり特異だなと思います)

全作品無料上映で、入り口には難民支援への募金箱が設けられていました。

「日本の皆さんに難民についてもっと知ってほしい」という目的のもとに三年前から始まった映画祭だそうですが、参加している作品のレベルが非常に高く、しかもそのほとんどは日本では今後公開されることはないだろうという小規模のもので、出来ればなんとかして全部観たいくらいだったのですけれど、開催地がばらばらなので結局、縁のあったもののみ観ることになりました。

ちなみに、オレンジ色の船の写真の映画は
『ブレッド・ナンバーワン』と言います。

Rabah Ameur-Zaimeche ラバ・アメール=ザイメッシュ
(ほんとは表記がフランス語です。
キーボードの使い方が分からないので、なんとなくこんな感じ)

という監督の作品です。

その日はオープニングで、他にも
『ウィッシュ、ウィッシュ、何が起こっているのか?』『最後の抵抗』という
彼の作品を流し、特別イベントとして青山真治監督と、来日していたザイメッシュ監督との対談もありました。が、配られた同時通訳機の接触がうまくいかなくて、ほとんど映画も対談も意味が分からず、絵や、音としてのアルジェリア語とフランス語を聞いていたため、途中でうとうとしてしまい、突然聴こえて来た登場人物の悲鳴のたびに驚いて起きると、ある人は殺されかけており、ある人は旅立ちに失敗し、ある人は裏切られていました。

その中にひとつ、牛を殺して食べるシーンがありました。

ここで悲鳴をあげているのは人間ではなく牛で
人間はむしろ、祭りで歓喜の声を上げているのですが

声に驚いて起きると
トラックで運ばれて来た、黒くて大きな牛が鼻息粗く抵抗するのを
人間達が束になってかかって縛り上げるところで
ぎらぎら光る刀でのど元をかっ切られた牛の血が吹き上げ、
私は咄嗟に暗い上映会場で叫んでしまいました。
が、叫んだと同時に頭の中で「でもお前牛肉食ってるだろ?」と自問自答の声がして
静かに座るフランス人の隣で、息をのんで画面に戻りました。

映画の中の人間達は、とても嬉しそうに
その光景を見守っています。
あれよあれよという間に肉片になってぶらさげられる牛。
今日はごちそうだ、とみんな大喜びのそのシーンの少し後。

今度は、主要人物の一人が
酒を売った罪を問われて、イスラム過激派に捕まり
地面に転がされ、首に刀を突きつけられます。
泣きながら懇願する男。
それはちょうど、少し前に彼が牛にしたのと同じ光景でした。


これまで私は、菜食主義者になろうなどと思ったことは一度もなかったのに
この日このシーンを観て、その瞬間、
もう自分は肉を食べてはいけないのではないか、という想いがよぎりました。


自分で殺せないなら、食っちゃいかんのではないか、
パックの肉の始まりを、あんたはちゃんと分かってんのか、

イヌイットは、ムースという動物の肉が大変好きで、よく食べるそうです。
しかし、このムースの肉は、食べたいときは自分で殺してこないといけない。
売ったり買ったりしてはいけないのだと。

今、まだ彼らがそのしきたりを守っているのかどうかは分かりませんが
「自分で殺せないなら食うな」という話はとてもまっとうで
ぼんやりしてしまいました。


・・・といっても、たぶんわたしは菜食主義者にはなりません。
お肉を食べるのは好きだから。
今日だって牛肉でトマトスープを作りました。


難民のことというより牛の話ばかりをしてしまいましたが

アルジェリアで起きていることをもっと知りたいというきっかけにはなりましたし
フランスで起きていることも、もっと知りたいと思いました。

昨日観たのは、
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『ハートオブファイアー』
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『新入生』という作品。


もし、自分たちの作る物語や唄を
日本だけでなく世界の子供たちが聞くとして
その時、彼らに哀しい思いをさせないような、
わくわくしたり自信に変わったりするようなものに
今まで作ったものたちはなりえていたんだろうか、
これから作るとしたら、どんな物語なんだろうか。

と うんうんうなっていたら
頭をかきむしりすぎて、
映画終わって電気が付いたらパンチパーマかけたみたいになってました。
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by Yoomi_Tamai | 2008-06-26 10:25 | ご紹介