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Psalm of The Sea

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2006年 04月 12日 ( 1 )

玉川スミ師匠

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今日は、玉川スミ師匠が
新宿末廣亭の初日だったので
諸々ご報告とご挨拶に行って参りました。
(ご報告した内容は、まだヒミツです)
雨の日であったにも関わらず、寄席は大入り満員で
師匠の辛口ジョークにお客さんはいつものように
わはわは
と、大笑いしておりました。
大きな声で大人が笑ったり、うなずいたり、涙をそっと拭う姿は
なんだかすてきです。

師匠を初めてお見かけしたのは、
今から一年と三ヶ月前くらいのこと。2006年1月。
近藤正臣さんがシアター1010(せんじゅ)
『劇場の神様 〜極付 <丹下左膳>〜』
というお芝居に出てらしたのを観に行った、その舞台の上でした。

「(あっ!キクノオバが居た!)」

と、二階観客席の私たち(私と、山本監督と、キャスティングの西川さん)は
心の中で息をのみました。
(「居た!」なんて、申し訳ありません・・・でも、「居た」んです。
 ちなみに、キクノオバとは『もんしぇん』の中に出てくる重要な役です)

その日の目的は近藤さんのお芝居を観ることでしたし
玉川師匠は、まだキクノオバ候補のお一人、ということで
お声は掛けずにそっと帰って参りました。
・・・にも関わらず
実はその時から「あたしはそれに出ると思っていた(玉川スミ談)」
とおっしゃるんですもの。やっぱり師匠は魔法使いだなあ、と思います。

キクノオバ という役名は、
『日輪の翼』(中上健二:著)の中に出てくる
一人のお婆さんの呼び名「キクノオバ」から付けました。
物語の後半、「キクノオバ」は忽然と姿を消します。
本を読み終わった後も、ずっとそれが気になっていたので
(山本監督も、私も、海津君も、その小説は共通素材として読んでいました)
その後「キクノオバ」は
不思議な小舟に乗って『もんしぇん』の世界に来たのではないか、という設定のもと
「キクノオバ」という存在を映画の中に作りました。
(登場人物を描くにあたって、『日輪の翼』には非常に強い影響を受けました。
紹介してくれたのは、東小金井村塾同級生・宮路昌幸君でした)

『もんしぇん』の不思議世界の中でも、キクノオバは最も「魔法人」です。

CGもアニメーションもない中、言葉と存在だけで
「本当の魔法を体現出来る人を探してほしい」
という、私たちの無理難題を突きつけられ
頭を抱えていたキャスティングディレクターが提案してくれた人

それが、
玉川スミ師匠でした。

みなさんもし時間が作れるようでしたら、ぜひ新宿末廣亭(4月中席、4/11〜4/20)
池袋演芸ホール(時期がコンピューターで調べられませんでした。ごめんなさい)
浅草演芸ホール5月中席(5/11〜5/20)へ

おいでください!

ちなみに、スミ師匠はホームページをお持ちでないので
マジシャンの小天華さんのページをご覧下さい。
今日はまだだけれど、そのうち「スミ師匠の情報もここに載せますよ!(小天華さん談)」と、おっしゃってました。
小天華さんのマジックも、寄席で観ることが出来ます。
江戸売り声の宮田章司さんの舞台もあります。
私もまた観に行きます。
(今日初めてお二人ともお話をいたしました。師匠とはもう古くからのお付合いだそうです)

ここは、本物に出会える場所です。
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by Yoomi_Tamai | 2006-04-12 03:54