日程:3/22(土)~3/31(月) 場所:ベニサンピット
公演中は毎日、開演前にPsalmミニライブをやらせていただくことになりました。
この機会にぜひとも、音楽、そしてお芝居を合わせてお楽しみ下さい。
詳細:tpt
<ミステリア・ブッフ>開幕しました!
(・・・ん?開幕っていうのかな)
今は二人とも
歌いながら芝居を想うし、芝居しながら歌を感じています。
(かりんなんて絵も描いて、ロビーでポストカード売ってます)
「あなたは何者か。音楽家か、女優か、作家か」と
聞かれることがよくありますが、それに対しては未だによく分かりません。
ただ胸を張って言えるのは、Psalmです、ということだなと
このごろ思います。
この戯曲の原作者・マヤコフスキーも、
詩人であり、絵描きであり、建築もちょっとやってたり、脚本も書いてたり
いろんなことをやっていた方だそうです。
それを聞いて、とても元気になりました。
あんたたちいろんなことやるよねと呆れられても、めげずに
思ったように前に進む勇気をもらった気がしました。
90年前に生きた詩人、マヤコフスキー。
・・・というととんでもなく昔のような気がしていましたが
祖母達が生まれたのは今からほぼ90年前なのですから
そう遠くもないのか。
1918年、25歳だった彼が世に送り出したこの作品を
私達はどうやって受け止めて、どうやってこの先の未来に投げ返すのだろう。
なんていうことを考えたり、忘れて楽しく踊ったりしながら
マヤコフスキーの大きな顔が描かれたパネルの前で演奏をして
時間が来ると衣装に着替えて舞台に向かいます。
<ミステリア・ブッフ>の冒頭に登場する「歌う女」という役があり
(
浜崎茜ちゃんという女優さんが演じています。
とてもキュートな人なのです!ぜひ観に来てください!)
その彼女の台詞の中に
「歌は告白、台詞は燃えかす。
いつか誰かにそう教わって、私は歌と台詞を行ったり来たり。」
というのがあるのですが
今彼女の言葉がよく分かります。
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「私にとって台詞は、恋をして手に入れるもの。
燃えかすだと分かっているのに恋をする。
しかもそれが手に入るのは、<月よりも遠い場所>」
マヤコフスキー原作/木内宏昌作『ミステリア・ブッフ』より。