ブログトップ

Psalm of The Sea

psalm.exblog.jp

『マッシュルームクラブ』と『ヒロシマナガサキ』

f0054757_055097.jpg


長い間お休みをしていましたが、そろそろちゃんと書きます。
旅の記憶がまだ確かなうちに、あの時考えたこと、それから今、旅を終えて感じていることを、まずひとつの映画の話から始めていきたいと思います。

今年の夏、全国各地で公開されました『ヒロシマナガサキ』というドキュメンタリー映画が、ポレポレ東中野で11月23日まで再上映されています。

f0054757_0532859.jpg

それに伴い、今回は『ヒロシマナガサキ』の前身となった『マッシュルームクラブ』という短編ドキュメンタリーの同時上映も行なわれているのですが、今日は監督のスティーブン・オカザキ氏の来日講演も催されるというお知らせをシグロからいただき、映画館に足を運びました。

「僕にとっては、ヒロシマもナガサキも偶然に出会った土地でしたが、初めて出会った時、とても強いインスピレーションを感じて何度も通うこととなりました。結果的に映画を作ることになりましたが、初めからそんな大きなことが出来るなどとは思っておらず、ただ、訪れる度に小さくなっていく原爆記念公園やモニュメントの存在、なにより被爆者の声を、僕はどうしても伝えなければならないと思いました。」

f0054757_1285181.jpg


私は旅の途中、札幌のシアターキノという映画館で『ヒロシマナガサキ』を観ることが出来ました。ショックでした。

自分の生まれた日が広島原爆投下の日だったため、記憶の中の誕生日にはいつも、祈る人の気配と姿があったように思います。気配、と書いたのは、私の家には五歳までテレビがなく、父と母、ラジオや街から流れて来る音や気運からしか情報が入って来なかったからですが、幼い頃から私は、そのせいか、八月六日に起きたことへの責任を感じていました。そして、無意識にアンテナを張っていました。けれども映画を観ている中で、現在自分が感じているこの事件への距離感に最も近かったのは、原爆を投下した直後のキノコ雲を撮影した俯瞰映像でした。



『マッシュルームクラブ』予告編にPsalmの<光ノ舟>という曲の一部を使っていただきました。
映画はどちらも11月23日までです。どうか足を運んで下さい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『ヒロシマナガサキ』13:30/16:55/20:20
『マッシュルームクラブ』13:30/15:40/19:05

場所:ポレポレ東中野 03-3371-0088
(前売り『ヒロシマナガサキ』1300円、『マッシュルームクラブ』1000円
 当日一般1700円、大学・専門1300円、シニア・中高生1000円、小学生700円)
[PR]
by Yoomi_Tamai | 2007-11-17 02:11
<< 11/27より、Psalmワン... 11月7日、本日ライブあります。 >>