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Psalm of The Sea

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境目に立つ者の仕事。

どうやら夏風邪をひいたようで、咽の奥がイガイガします。
くしゃみや咳も出て来ました。
暑い暑いと思って窓を開け放って眠っていたのがいけなかった。
TAPPERS RIOT の稽古に明け暮れているうちに、いつの間にか風が冷たくなり始めていました。
毎日体が火照っていたのと疲れていたのとで気付かなかった。

まるごとひとつまた夏が通り過ぎようとしています。
来年の今日はどうしているんだろう。
誰の隣にいるのだろう。

去年の夏なら電話をかけたら「やあ」と答えてくれたはずの人達が何人か、
先に遠くに行ってしまいました。
ほんの数十日前までだったら答えてくれたのに、不思議です。


光溢れる円形の舞台の上で
生命力はち切れんばかりに踊る熊谷和徳氏を前に歌うたびに
自分はむしろ静かな川のほとりにいて
私の背中の後ろから始まる円周の外には、逝ってしまった人達がいるような気持ちになりました。

現実には、舞台を囲むように仲間達がいて、共に合唱をしていたのですが
私は、その場所で呼吸を繰り返す仲間達や観客、熊谷氏やスタッフの方々の他に
大好きだったけれども今は姿を変えてしまった人達のことも想いながら歌っていました。
円というのは、そのような空間なのでしょう。

だから、この曲の中で自分の果たす役割としては
どれだけ透明な窓になれるかということが一番大切なことだったのに
熊谷氏の熱量の高さに圧倒されて、ついこちらの温度まで上がってしまうことが多く
だめだったなあ・・・・。
サーモグラフィーで見たら、青じゃないといけなかったんだけれど
大概赤かったに違いない。

呼応することは大事だけれど、時と場合によっては意識的に分離しなければならない

・・・のか!・・・うーん。そうか。
(なんで今頃気付くのだろう)


境目に立つことは、とても難しい。
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by Yoomi_Tamai | 2009-08-26 02:16 | わたくしごと
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