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Psalm of The Sea

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みどり 〜桐朋女子高等学校三年生卒業週間〜

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              ・・・・・・・今日いただいたチューリップ。春が来たあ

今日は、久しぶりに東京からです。
みなさんただいま帰りました!
天草・御所浦での閉町式典を終え、島を出て、
本島に渡り、天草・大矢野中学校、有明中学校を回って
長崎県生月島に渡り、上映会と演奏をして
おととい帰ってきました。

この旅も、またたくさんの出会いがありました。
たくさんご報告はあるのですが
(実況中継しようと思っていたのに、出来なかった・・・うう。ごめんなさい)
そちらはゆっくりひとつづつご報告することにして
ひとまず、今日のご報告。

・・・さて、今日は芸大建築科の一次試験です。
タチビのみんなはどうしているかなあと思いつつ
私はその同じ日の今日
十年前に卒業した母校・桐朋女子高等学校にて
講演会と『もんしぇん』特別先行上映会をしに
出張して参りました。

子どもを身ごもった主人公・はるの旅の物語を
これから新しい船出を迎える18歳の女の子たちに観てもらうこと
それも自分の母校に通う彼女たちに届けにいく
というのは
なんだか不思議な感じでした。

すごくいろんなことは、もう思い返すのも難しい程に
この十年で変わったことに
変わらない「学校」という場所の気配を感じながら
気づいたのですが

かけがえのないものがありすぎて
もう 時間なんか動かなくなってしまえばいいのにと
願うことが 何度か
人生にはあったりして

そんな大事なある一日の午後をいただいて
スタンスカンパニーの映写技師さんお二人と共に
私は「みどり」のみなさんと時間を過ごしました。

そう!緑!GREEN!
(桐朋女子には学年色というのが6色あって、今年の高三は「緑」でした)

緑 という色は
実は、わたしたち『もんしぇん』にとって大事な色です。
今書いていて思い出しました。

私が演じた主人公・はるの服は、ずっと「緑」です。
もう一人のメインキャラクター・ちいの服も「緑」だし、
作一(近藤正臣さん)の服も「緑」です。

『もんしぇん』は、「はる」の旅の物語です。
それは芽吹き始める「緑」の物語でもあります。

primavera プリマヴェーラ
という イタリア語で<春>という名前の絵が
ボッティチェリという画家の作品で、ありますが

たとえどんなに寒い冬があっても
また来る春の緑を信じて待つことが出来るのは
日本に生まれて育った私たちのよいところだ
と、わたしは思っていて

だから主人公に「はる」と付けたんでした
そうだ!
それをみんなに伝えそびれていた!
ので、今、書いています。

私は赤の学年だけど
緑の学年に今年『もんしぇん』を届けられたのは
幸運でした。

みどりのみなさんへ。
なんだかよくわからない映画だったかもしれないけど
どうかこの作品が光となって
みなさんを守ってくれますように。
大事な時間を一緒に過ごせたこと、忘れません。
ありがとう。

そしてこんな素敵な機会をくださった
真野先生(地学)を始めとする、緑の先生方
会議の合間をぬって観に来てくださった他の学年の先生方
それから今回一番初めの窓口になってくださった、岡本先生(数学)。

玉井は、こんな大人になりました。
これからも、よい旅を続けていきたいと思います。
それではまた会う日まで!

Von Voyage! 

・・・卒業式の前に届きますように。
赤の卒業生・玉井夕海より。
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by Yoomi_Tamai | 2006-03-07 23:33
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